好きです、この曲! 「Wishing Well/FREE」 ウィッシング・ウェル/フリー

Heartbreaker
伝説のロックバンド、フリー。そのラストアルバムに収録されている「Wishing Well/ウィッシング・ウェル」が今回ご紹介する1曲です。
フリーは1967年にイギリスで結成され、1973年に解散しました。
才能あふれるオリジナルメンバー、 Vo:ポール・ロジャース、G:ポール・コゾフ、B:アンディー・フレイザー、Ds:サイモン・カーク、によってライブを含む6枚のアルバムがリリースされました。そして、1973年に発表されたこのラストアルバムでは、キーボードにラビット、ベースになんと日本人の山内テツ氏が加入し、有終の美を飾っています。

彼らのブルースを基調としたロックはへヴィーロックへと紡がれ、やがてハードロックへと変貌を遂げてゆきます。その過渡期の役割を果たしたというには、あまりにも鮮烈に印象に残るバンドであっただろうと思います。
残念ながら私はリアルタイムに過ごしてはいません。ハードロック、へヴィーメタルのルーツを辿っていくうちに出会ったバンド、そして曲なのです。

曲はシンプルでキャッチーなリフから始まりますが、ボーカルはどこか切なく、心の叫びを「声」という楽器に乗せています。
天才的ボーカリスト、ポール・ロジャースの旨味、渋味が遺憾なく発揮され、ポール・コゾフのギターがいい感じで絡みつく名曲です。
録音技術の差が最も出てしまうのはドラムだと思いますが、サイモン・カークのドラムは今聴いてもタイトでカッコいいと思います。

結成からわずか6年、「短くも壮絶に、荒々しくも華麗に」 時代を駆け抜けた伝説のバンド、フリー。そしてこの1曲が私を熱くするのです。


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