お気に入り文房具 本革製ブックカバー

今回はブックカバーのご紹介です。
普段、通勤・通学の移動手段に電車やバスを利用されている方も多いと思います。以前、私も電車での移動をしていた時期がありました。
ラッシュ時は無理ですが、運良く座れればそこはちょっとしたプライベート空間に早変わりします。その貴重な時間をいかに有効利用するか?
しばしの休憩や考え事、メールのやり取りや音楽を聴いたり、あるいは新聞を読んだり、勉強をしたりと、人それぞれですが、私は本を読むことにしていました。
不思議なことに、なぜか静かな自分の部屋より電車などの多少雑音のある空間のほうが集中できるんですね。今まで読めなかった本をたくさん読むことができました。
その時活躍していたアイテムが「ブックカバー」です。
これの使用目的は、本の保護よりも「何を読んでいるか他人に知られないため」、これに尽きると思います。
実際、私も「さあ、読むぞ」とカバンから本を取り出したものの、「表紙を見られてどう思われるだろう」と気になって結局、すぐに仕舞ってしまうことが度々ありました。
都会の人は自分のことで精いっぱいで他人に興味はありません。自意識過剰だとわかってはいるのですが、やはり私は田舎者の小心者です。何とかしたいと買い求めました。
買うにあたって、素材は本革製と決めていました。目的だけを考えますと別にビニールでも紙でもなんでもいいのですが、度々手にするモノは良い手触りの素材にしたかったのです。
写真は文庫本サイズと新書判サイズです。東京銀座の伊東屋で購入しました。開いて表側(右側)の部分には切り込みがあり、ブックマークの機能を持たせています。裏側(左側)にもスリットが入っており、用途としてはおそらく、しおりが挿入できるようになっているのだと思います。
私は文庫本2冊を並行読みすることが多かったので、このサイズはふたつ買いました。そのうちのひとつは変なしみがついてしまいましたが、それも想い出の跡です。
使ってみて気付いたメリットとしては、「本体付属のカバーが外れない」ということです。そのままで読むとカバーが外れてイラっとすることがありましたがそれからも解放されました。

たかがブックカバー。小さなアイテムですが、そんなところに自分のこだわりを求めるのも悪くないんじゃないでしょうか。
私は不思議な高揚感に支えられて読書に集中できたように思います。



 
 

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