お気に入り喫煙具 BREE タバコケース/デュポンライター ギャッツビー

お気に入りだった喫煙具をご紹介します。
なぜ過去形かと言いますと、今からちょうど8か月前にタバコをやめてしまったからです。

8月のうだるような暑さで目まいがしそうな昼下がり、突然フッと『もう、いいか』という思いがよぎりました。その瞬間からやめるステップを考え、たしか1週間くらいでやめてしまったと思います。
あまり大きな声では言えませんが、私は中二病の発症と時を同じくしてそれを嗜好していました。
「煙は人生の一部」のような感覚があり、やめる気など更々ありませんでした。むしろ、タバコ値上げの話題が大きくなるにつれ、いかに買い溜めの資金を捻出するかについて思案を重ねていたほどでした。その時、なぜそういう思いが浮かんできたのか、自分でもわかりません。禁煙に関する詳細はまた日を改めてお話したいと思います。

さて、長年愛用したタバコケースですが、ドイツに本社を置くBREE社製のもので代表的な材質であるヌメ革を使用しています。型式はJ20と呼ばれています。もうずいぶん前にネットで購入しました。たしか銀座店だったと思います。

私はマイルドセブンのソフトケースを吸っていましたが、ポケットに入れていると箱ごと潰れてしまったり、中のタバコが飛び出して折れてしまったりして『あーあ』ということがよくありました。
そこで購入に至ったわけですが、お店の対応が実にフレンドリーで気持ちよく購入できたと記憶しています。ケースの裏側には『FUSA』の刻印を入れて貰いました。購入当初の明るいベージュはやがて飴色に熟成されていきました。その変化を楽しめるのもヌメ革の良さですね。

ライターは主にジッポーと、今回ご紹介しますデュポンのものを使っていました。モデルは、ギャッツビー18137です。あの、開けた時に出る『チーン』という音で有名なモデルです。
これは、ここぞ!という時に出動させていました。(笑)
正直、重いですし、ガスライターなので風に弱いです。それに高価なので扱いに気を遣いました。落とすと鳴らなくなるんですよね・・・。専用のガスボンベも結構な値段がしてランニングコストは掛かりました。
それでも何故使うか? それはズバリ、カッコいいからです!

もう、彼らとは行動を共にすることはありませんが、過去の私の喜怒哀楽を知り尽くす数少ない戦友なのです。



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