土曜日の女 女装っ娘 世にはばかる

ランディーと散歩するようになって、非日常的な出来事にも遭遇するようになりました。
昨年、2010年秋頃のお話です。
その日は土曜日。気持ちよく晴れそうな、爽やかな早朝でした。
いつものように5時過ぎに家を出て、近くの広場でしばらく遊んでから、適当に歩き始めました。
途中、総合運動場の敷地を通って、県道を渡る歩道橋を目指したその時、視界に人影が見えたのです。
車が停まっていない、広い駐車場を確かに人が歩いています。ランディーも足を止め、その方向を注視しています。
『まだ、5時半。なんだろう?』 私はいぶかしげに時計を確認しました。
もちろん早朝とはいえ、犬の散歩やジョギング、ウォーキングの方はいらっしゃいます。
私が違和感を覚えたのは、それが、女性、しかも『事務服』 だったからです。
上手く伝えられませんが、よくある紺色の制服、スカートはタイトでやや短め。
その彼女が、私たちの30mほど先を同じ方向に向かって歩いているのでした。
『確か、野球場内にも事務所がある。試合か何かの準備なのかな・・・?』
そんなことを考えているうちに、彼女は私たちも通る歩道橋の中央に着いていました。そこから彼女はなかなか動きません。
『景色を見ているのか?・・・ん?まさか、自殺!? 』 下から眺めながら、いろんな妄想が湧いては消えていきます。
どうやら、彼女は携帯で風景をバックに自分の写真を取っているようでした。
勝手に妄想しておいてバカですが、ホッとしながら、私たちが歩道橋の上まで登ろうと、スロープを何気に折り返した、その時、
『ギョ!!!』
はるか前を歩いているはずの彼女が、私たちに向かって下りてきたのです! 距離は5mほど。
露骨にジロジロ見て、変に思われたくありません。と言いつつ、すれ違うまでの短時間ですが、チラチラと観察しました。
紺色のハイソックスが視界に入ります。髪はセミロング。謎の女性の情報が私の脳にインプットされ、目まぐるしく処理されていきます。
距離が近づくにつれ、その違和感は急速に広がっていきました。
休日の早朝にどう考えても、不相応な、制服姿と完全なるメイク。彼女はマスクをしていて、それがさらに不自然さを増しています。
そして、すれ違う次の瞬間、膨らんだ違和感は恐怖心へと変わったのです!!


『 !!?? ( 男 ) ??!! 』


『・・・、ま、まてよ〜〜!ランディー〜〜!』
私は走ってもいないランディーを引きずりながら、その場から一刻も早く離れたい一心で駆け出しました。


『土曜日の女』 と名付けた、その女装趣味男ですが、それから、2度ほど目撃しています。同じ『土曜日の早朝』 でした。
2度目は、セーラー服!!! いや、これが本当に女子高生なら補導モンですよ。朝帰りですか? しかも、こんな朝早く野球場になんの用事が??(笑)
3度目は、フリフリの可愛らしい格好をしていました。でも、残念なことに歩き方が『男』 です。(苦笑)
いずれも、熱心に携帯を見ながら、野球場の周囲をゆっくり歩いていました。セルフポートレートでも撮影していたのでしょうか。


もともと許容範囲の広い私ですが、この不意打ち的な出来事はちょっと衝撃でした・・・。





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お気に入り小物 HERMES/エルメス ガムケース

今回は、フランスのエルメス・アンテルナショナル社 (Hermès International, S.A.) が展開するファッションブランド、エルメスのガムケースをご紹介いたします。

これを、なぜ、どのように入手したのかあまり記憶していません。おそらくは、かわいい小物として購入したのだと思います。
落ち着いたグリーンにゴールドのボタンがアクセントになっています。
本来の用途は、『ガムケース』 なのでしょうが、私は『シャチハタの印鑑ケース』(笑)として使っています。
びっくりするくらい 『ジャストサイズ』 なのです。(笑)

たかが ガムケースですが、上質の革が使われていることは、一瞬、手にしただけで分かります。
こんな小物にも決して手を抜くことのない、エルメスの姿勢に感服します。

ちなみにエルメスのロゴについてですが、馬具工房に由来するデュックとタイガーが描かれています。
デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のことだそうです。主人が描かれていないのは、「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味が込められているのだとか・・・。

うーん、使いきれていないかも知れません・・・。(笑)




  

  




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好きです、この曲!Scorpions/Longing For Fire スコーピオンズ/ロンギング・フォー・ファイヤー

復讐の蠍団~イン・トランス(紙ジャケット仕様)
今回はドイツを代表するハードロックバンド、スコーピオンズのロンギング・フォー・ファイヤーです。
スコーピオンズは、マイケル・シェンカーの実兄である、vo.g.のルドルフ・シェンカーによって1965年に結成されました。
そして、今回の曲は、彼らの3rdアルバムにあたる『復讐の蠍団 - In Trance -(1975年リリース)』に収録されています。

ルドルフ・シェンカーの切れのあるバッキングギター、
クラウス・マイネの伸びやかなボーカル、
ウルリッヒ・ロートのメロディアスなギターソロ、
ルディ・レナーズのタイトなドラム、
そして、この曲の魅力であり、この曲を終始リードしている、フランシス・ブッホルツのベースライン。

スコーピオンズが他のバンドより抜きん出ていると思う点は、
魅力ある楽曲はもちろんのこと、ギター、ボーカル、2人のフロントマンが天才的であること。
そして、バンド全体のクオリティーを押し上げている、ドラム・ベースのリズム隊です。
当時の録音技術からしても、このリズム隊のレベルの高さは群を抜いていると思っています。
ゆえに、クラウス・マイネのボーカルが、より心地よく、ウルリッヒ・ロートのギターソロが、より心に染み込んでくるのだと思います。

比較的短い曲ですが、彼らの旨味が凝縮された珠玉の名曲です。




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お気に入り喫煙具 DUNHILL/ダンヒル  GMT GAS LIGHTER/GMT機能付き ガスライター

今回は、ダンヒル社のガスライターをご紹介いたします。
ダンヒル社は1880年に馬具専門製造卸売業として生まれました。
1893年から衣類や小物の製造業に乗り出し、現在では主にメンズブランドの一流メーカーとして確固たる地位を築いています。

そのダンヒル社から、2000年に発売されたのが今回のものになります。
グリニッジ標準時制定の1884年にちなんで世界限定で1884個が生産されました。

本体は、円柱型の独特のフォルムをしており、パラジウムプレートのサテン仕上げとなっています。直径20mm、高さ65mmで、重さは93gあります。

なんといっても、このライターの特徴は、ボディー部に仕掛けられたダイヤル式のギミックです。
GMTGreenwich mean time)を基準に、カチカチとダイヤルを回していけば、記載された各都市の時間がわかる仕組みとなっています。
GMT機能とは基本時刻から別地点の時刻を示す機能です)

タバコに火を付けた後、世界に想いを馳せながら GMTのダイヤルをカチカチ回します。
見た目も楽しめる、洒落っ気のあるライターです。


  

  



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お気に入り文房具 Pelikan ペリカン万年筆 M400ホワイト・トートイス

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今回は、ペリカン社製の万年筆、スーべレーンM400のホワイト・トートイスをご紹介いたします。
これは生産が終了した、「M400茶縞」の後継モデルとして販売されているものです。
ボディーは、従来の茶縞が文字通り「こげ茶、赤茶」なのに対し、これは「黄色がかった緑」の間にこげ茶のラインが混じっている、という感じです。
そして、透明度も高く、内部が確認できます。
この色合いはキャップ、首軸、尻軸の白というよりアイボリーと、リングのゴールドにとてもマッチしています。
見た目の雰囲気、そしてM400というサイズから、女性向けに販売されているのをよく見かけます。
なるほど、女性に相応しいペンといえばそうかも知れません。
私は、このモデルのペン先にはEFを選択しています。
EFらしい書き味で、自己啓発や思いついたことを書き出したりと、様々な用途に使っています。
今後、天冠がゴールド刻印に変更されるとのことで非常に気になっています。
やはり、ゴールドのクリップやリングとのバランスを考えると、天冠も統一された方がより、上品に映ります。
良いですねー。欲しいです・・・。(写真最下段は新天冠)


 

   


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ボルゾイ大好き! 自動給水器 ル・ビストロ Lサイズ

[rakuten:dogplanet:10000631:image]
今回は、ペット用自動給水器をご紹介いたします。
ランディーには日中、リビングでお留守番をして貰っています。
空調である程度、温度管理はしていますが、それでも夏は暑くなります。そして、喉が渇くのは犬も同じです。

当初、ランディーが仔犬の頃は、ラムネのようにボールを舌で押して飲むタイプを使っていました。
しかし、成長するにつれ、それでは追いつかなくなったと言いますか、ランディー自身が面倒臭くなってきたのか、飲まなくなってしまいました。
それで、散歩で外に出るやいなや、庭先の水道水をガブ飲みするというありさま。
これでは、熱中症にならずとも身体に良くない、と思い、代替製品を探したというわけです。

『常に新鮮な水を飲めるようにしてあげたい』 そんな思いから購入したのが今回ご紹介のものになります。(右上商品写真)
『ル・ビストロ』という自動給水器で、ボトル内の水と大気圧とのバランスで、受け皿の水が減った分だけ、ボトルから流れ込むという仕組みです。
ボトルは2.75ガロン(10.4L)の大容量。
水の受け皿部分は直径19.5cm、深さ8cmで大型犬や多頭飼い向けのサイズとなっています。
また、Microban(マイクロバン)という特殊素材でバクテリアやカビ、ベト球菌などが原因である、汚れ・悪臭を防いでくれるのも良い点です。

1年以上使用しての感想と言いますか、使用上のアドバイスです。

私は、この商品をボトルの容量よりも、受け皿部分の大きさ、深さで選びました。鼻先の長い犬種には、ある程度の広さと深さが必要です。そういった意味でこの選択は正解でした。

それから、躾の行き届いた、おとなしいワンちゃんなら、そのまま使用しても問題ありません。
しかし、ランディーのようなやんちゃ坊主は、ボトルひっくり返し率100%です。我が家では、写真のようにボトル給水部と、受け皿部を仕切っています。

また、ボトルは10L以上入りますが、なくなるまでに水が汚れます。毛なんかが入るので、結局、それまでに水の入れ替えをしています。
一度に大量に入れてしまうと、汚れても重くてなかなか持ち運べませんのでご注意を。(水が入っているボトルをうっかり外すと大惨事に・・・)
反対に、ボトルにあまり水が入っていないと軽くてズレるので、私は、おもり程度の量、半分の5Lくらいを1回の量としています。
『水がなくなったら補充する』、というより、『受け皿の水に汚れが見えたら、洗浄・交換する』という感じです。
かえって、その方が常に新鮮な水を与えられるので、ランディーにとっては良いだろうと思っています。

その他、床に直置きだと飲むのが大変そうなので、30cmほどの嵩上げ台を作成し、その上に設置しています。
そして、仮に飲む側から押されても、ひっくり返ったり、ボトルが外れないよう、ストッパーを設けています。

今回は格好悪くて、正直、あまりお見せしたくなかったのですが、何かのご参考になればと思い、掲載いたしました。



   

   


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素直になれなくて Part 2

randy: ねえねえ、お父さん、あれからどうなったの?
fusa : ん?・・・あれからって?
randy: 前にさ、『バナークリックして下さい』 っていう泣き落し作戦           やったじゃん、成功したの?
fusa : あ、あ、あほか! あ、あれは、『応援促進キャンペーン』 と銘打って      だな・・・、
randy: はい、はい。で、どうだったの?
fusa : ありがたいことに、お父さん以外の方も押して下さったんだよ。
randy: 「お父さん以外の」 って・・・、                             とうとう白状しやがったな!このポイント詐欺師めが!!
fusa : おい!そこは広げるところじゃないだろ。                       前にも言っただろうが、ったく・・・。
randy: あの日、お父さんさ、ポイント見て涙目になってたよね。
fusa : うん、人の優しさに触れたっていうか、本当に嬉しかったんだよ。
randy: そう、それで、悪魔のような笑みを浮かべながら、                 これで上位も夢じゃないって・・・。
fusa : バカ!誤解されるだろーが!                              真面目に・・・、拙い記事を読んで頂いたうえに、                  戯言にも付き合って頂けるなんて・・・。 グ、グスン。
randy: ・・・・・なーんか、嘘くさーい。 
fusa : おいやめろ!
randy: でもさ、お願いしておいて、そのあと知らんぷりは良くないよ・・・。
fusa : そうだよな、ちゃんとお礼を言わなくちゃな・・・。
randy & fusa : 
     どこのどなたか存じませんが、心温まる応援ありがとうございました!     今後ともよろしくお願いいたします!
fusa : 僕、とっても眠いんだ、パトラッシュ・・・。 
randy: もう、ええっちゅーの!!





関連記事:素直になれなくて d:id:fusa_fusa:20110516
素直になれなくて (Hard to Say I'm Sorry)/シカゴ(Chicago)


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