好きです、この曲！ 「Ozzy Osbourne／Paranoid」 オジー・オズボーン／パラノイド

ハードロック界の重鎮、オジー・オズボーンがBLACK SABBATH／ブラック・サバス時代に手がけたロック・クラシック、「Paranoid／パラノイド」が今回の1曲になります。
オリジナル曲は全英1位、全米12位となった2ＮＤアルバム、Paranoid (邦題：パラノイド／1970年9月リリース)に収められています。
ブラック・サバスの楽曲はオカルトのイメージやコンセプトに合わせた、おどろおどろしいものが多く、またそれが熱烈なファンを掴んでいました。
その中でもこの曲は、趣きが異なるポップでキャッチーなナンバーで長年ロックファンに親しまれています。

オジーがソロ活動後もこの曲はライブで歌われ続け、特にラストで大盛り上がり、というパターンが定着しています。
オジーの魅力は、本人のカリスマ性はもちろんですが、優れたプレイヤーの発掘力やその活かし方にあると思っています。その時代の「旬の素材の味」を上手く引き立てる、ロック界の板前長といったところでしょうか？（笑）
楽曲がシンプルであればある程、そのプレイヤーの技術や個性が発揮されやすく、まさにこれは打ってつけのナンバーだと思います。
過去、数多くのプレイヤーとさまざまな表現で私たちを楽しませてくれていますが、バンドのメンバーチェンジとこの楽曲におけるアレンジの変遷は、もはやファンの愉しみのひとつとなっているのではないでしょうか？

2002年にも来日を果たし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたが、それよりも何よりも、私たち日本人の観客としての「優等生ぶり」が素晴らしいです。「We are NO.1！」です。（笑）
ロック・アーティストとして、今なお走り続けるオジー・オズボーンに乾杯！

　　　
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