ボルゾイ大好き! 観察、観察、そして観察

ボルゾイ犬ランディーを家に招いたその日から、私は当面、彼と寝起きを共にすることとしました。トイレのしつけが最優先かつ最重要課題だったからです。
まだ子供のランディーはトイレの場所はもちろんのこと、トイレで排泄しなければならない、という認識自体ありませんので、ところ構わずやってしまいます。先にも触れましたが、食糞癖もありましたので、気付かずにいるとウンコまみれになってしまいます。

私も妻も勤めがありますので短期間で覚えさせたいと考えていました。
そこで、『しそうになったらトイレシートに誘導すること』、『トイレシートでできたらリアルタイムで褒めること』、『すぐに処理すること』、この3点を実行するため、限りなく24時間体制で臨みました。
それに初心者の私は、犬の、仔犬の生態をよく知りません。これを機にじっくり観察し、行動パターンや行為の前の変化やサインを掴もうとしたのです。
とりあえず翌日は休暇を取っていましたので、まさしく24時間体制で観察と世話ができました。観察にあたっては『ストレスにならないよう、さりげなく』に注意しました。
家族が呆れるほど一日中彼を観察しますと、様々なことがわかってきました。それはその後に起こる出来事にも落ち着いて対応できる大きなヒントや助けとなりました。

1階リビングの一角にサークルを設け、彼の家としていましたので、私もリビングのソファーで毎晩寝ました。不思議なもので慣れてくると寝ていても微かな変化に気づき、対応できるものです。妻には『子どものオムツは全然替えてくれなかったくせに・・・』とよく嫌味を言われたものです。(その通りです、ハイ)
まだこの段階では、意思の疎通は図れませんが、彼が何を欲しているのかはだいたい掴めるようになりました。

当時を振り返ると、ひと月以上ほとんど寝ていませんでした。よく体が続いたなと思います。
しかし、やはり疲労は蓄積されていったようでした。(次号に続く)

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