ボルゾイ大好き! ランディーとの出会い

ボルゾイのランディーが我が家にやってきて、丸1年5カ月になります。彼が生後2ヶ月半の時でした。
私は近くの大型スーパーに買い物に行くと必ず店内にあるペットショップに「癒し」を求めて立ち寄ります。その日も買い物を済ませ足を運びました。たしか、2009年10月の中頃だったと記憶しています。
「陳列」されているものの多くは売れ筋の小型犬で、訪れる客も人気犬種の前で足を止め笑顔を向けています。端から歩を進めているうち、ひと気のない一番大きなショーケースの前に来ていました。そこでガラス越しから覗く不安げな視線と目が合ったのです。独特の体躯を持つ大きめの仔犬には『ボルゾイ』という表示が掲げられていました。犬種は知っていましたが、実際に今まで見たことがありませんでした。
家に帰ってからも彼のことが頭から離れませんでした。なぜ、ペットショップにいるのか? 大型犬は何かとお金が掛かるらしい、この不景気で売れなかったらどうなるのだろうか?もしや殺されてしまうのだろうか?と・・・。
私は元来動物が、とりわけ犬が好きでしたが今まで飼ったことはありませんでした。幼いころから文鳥をはじめとする小動物とは親しんではきましたが、犬を飼えるほどの環境はなかったのです。また、私が生まれる以前に飼われていたようですが、死んだ時が可哀想だからと親が許してくれなかったこともあります。
いつかは大型犬を・・・。実現できなかった幼いころの夢、今はどうか?実は数年前に家を購入しており、環境的には問題はないのでした。
さまざまな思いを巡らせながらも次第に、飼ったらどうなるだろうか?自分は、そして自分の生活はどう変わるのだろうか?と彼と生活しているイメージが膨らみ、それは大きくなっていきました。
「いきなり大型犬」はあまりにも無謀だと思いました。飼われた彼も私の家族も不幸にしてしまうかも知れない。けれど、年齢的には『今しかない』と思ったのです。

私は妻と息子達に「犬を飼いたいがいいか?」と伝え、半ば強引に同意を得ました。子供が親に「飼わせて!」と駄々をこねる逆パターンです。(笑)
それからペットショップで手続きを済ませ、彼を家に招き入れました。奇しくもその3年前、私たち家族が引っ越してきた同じ日、11月1日でした。
彼の少し震える華奢な体を抱いてペットショップを後にする時、「よろしくな」と彼の耳元でそっとささやいたのがつい昨日のことのようです。

さて、さし当たっての必要な品は買い揃えたのですが、彼の家がありません。早速、サークルを突貫工事で作り上げ、彼に入ってもらいました。
そして・・・、いきなり脱糞!(笑)、さらには私の制止を振り切り「僕のごちそうを取らないで!」とばかりにガツガツと食糞!!(驚) 衝撃でした・・・。

彼の名前は私の大好きなギタリスト、ランディー・ローズ(故人:Randy Rhoadsオジー・オズボーンバンド在籍)から付けました。

出会いについてはブリーダーなど他にもあるようですが、私とランディーはこうして出会ったのでした。



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