お気に入り文房具　Pelikan ペリカン万年筆　CP6 シャルロッテ

先日ご紹介したマルガリータに続き、ペリカン社の万年筆、CHARLOTTE/シャルロッテをご紹介いたします。
２００２年、ドイツ・ペリカン社とアメリカ・クラシックペン社のコラボにより、世界で限定５００本が生産され、うち日本には６０本が入荷されました。

マルガリータと共通の仕様としては、キャップ、胴軸ともに９２５スターリングシルバーが使用され、ペン先がプラチナ装飾１８金であること、天冠のペリカンが彫られている点が挙げられます。
特徴であり、異なる点は、Ｍ８００ベースでデザインがカスケード模様であるということです。このカスケード模様がキラキラ輝いて本当に美しい。ずっと見続けていたい美しさです。

重さは46gとずっしりとした重みがあります。通常のスーべレーンＭ８００の重さが29ｇほどですから、手に持った感覚はまったく違ったものになります。
さらに贅沢な比較をさせて頂きますと、当然ながらＭ１０００ベースのマルガリータよりも軽く、こちらのほうが扱いやすさという点では優れていると思います。

書き味ですが、マルガリータはとても柔らかいのに対し、このシャルロッテは割としっかりした感じになっています。
ペン先は東京大井町にある万年筆専門店フルハルターの森山さんにお願いし、調整して頂いています。

ペンの重みをペン先に預け、軽く紙の上を滑らせます。
すると、思考と記述のタイミングが同期していきます。その瞬間、脳はより、活性化するような気がするのです。
書いているだけで顔がほころんでくる、そんなペンです。

※関連記事：マルガリータ　 d:id:fusa_fusa:20110405